2021.05.26
あなたの「カイゴのゴカイ」をチェック!
2021.05.26
あなたの「カイゴのゴカイ」をチェック!
●あなたなら、どうする?
下記は介護シーンでよくある5つのシチュエーションです。あなたならどういうアクションをとりますか?
1)ある日突然、親が倒れた。
【よくある回答】倒れてから、準備をする。
2)高齢の親が一人暮らし。
【よくある回答】一緒に住む。
3)親がデイサービスを拒否。
【よくある回答】家族で介護するしかない。
4)(入院中の親から)「退院したい」と言われた。
【よくある回答】家族の助けを借りて、親の気持ちを最優先にする。
5)介助するのは大変。
【よくある回答】家族で分担して、介助する。
5つの【よくある回答】は、すべて「カイゴのゴカイ」
となりのかいごでは、働きながら介護するための【回答】を、約1分半の動画にまとめました!
●100人いれば、100通りの介護
「介護(介助)」とひと言でいっても、「認知症の人」と「脳梗塞で身体に麻痺のある人」の介護は異なります。そのため、たとえ要介護の家族がそれを望んだとしても、家族だけで介護を抱え込むことが、ベストな介護とはいえないのです。
●介護を1人で抱え込んでいませんか?
また、懸命に家族介護に取り組む方ほど、【回答】として挙げたことに「理想論だよ!」という感想をもたれたかもしれません。
それは、すでにあなたが1人で介護を抱え込んでいるから。そんなときこそ「あなたが倒れたら大変!」と一歩踏み込んだサポート体制を一緒に考えてくれるプロの力を借りてください。
●プロと一緒に「カイゴのゴカイ」を視聴してみよう!
地域包括支援センターやケアマネジャーといったプロと、「カイゴのゴカイ」の動画を視聴して、感想を話し合うこともおすすめです。
もし、彼らの感想に違和感を覚えたら、ケアマネジャーなどの変更を検討する必要があるかもしれません。ただ、コミュニケーション不足で意思疎通がうまくいっていないことがあります。「その発言はどういう意図ですか?」とお互いの考えをすり合わせて、信頼関係を築いていくことは極めて重要です。一方で、ケアマネジャーの研修では「家族のサポート」についてもかなりの時間をかけて学んでいます。それにもかかわらず「介護は家族がするもの」と感じられるような発言が繰り返されるなら、信頼関係を築くことは難しいでしょう。
※ケアマネジャーを変更を検討する方は、当法人HPの下記の記事を参考にしてください。
『スムーズにケアマネジャーを変更するには…』
介護は一人で抱え込まず、プロの力を借りながら「カイゴのゴカイ」を早いうちに解いてしまいしょう。